浮世概略

この世はとかく住みにくい〜っ

最近新たに生成された黒歴史①

黒歴史シリーズ。

 

先週の金曜日、またも人間関係でとってもやらかしたので吐き出す。

 

早い話が、家に帰りたがっている職場の先輩に「話がある」と言い職場から天神まで連行して寒空の下1時間ほど連れ回した挙句、

お腹は空いてないという先輩の意思表示を完全に無視して某ラーメンチェーンに連れ込み、

その後追加で2時間ほどあちこちにひきずり回して、

結局何の話もせずに終わり、その先輩を終電で帰したという…

 

久しぶりに、もう終わったなと思った。

 

かつて職場で開催された研修会の参加者に検温するときの私の姿勢の取り方(別名:発砲姿勢)を死ぬほど笑われた時はああもう明日にでも異動したいと思ったが、

 

今回はそれを優に超えてくる感じ。

 

事の始まりは、職場の先輩(上記の人とは別)でアレな人がいて、その人について愚痴りたいから執務室を出ようと先輩に言われた事だが、

その人と語る機会を持ちたいと常日頃から願っていた私は、思いもよらぬ展開に言葉にならないほど舞い上がり、

話の内容よりも、どこに一緒に行ってその横顔を眺めようということしか考えていなかった。

そういう感じで私達は建物を出た。

 

で、愚痴はめちゃくちゃ盛り上がったわけだが、

恐らくその先輩的には、執務室の外であればどこでもよかったらしく、

要はどこに行こうという話をすることもなく、あてもなく歩きながらとにかくとにかく喋り続け、結局どこの店にたどり着くこともなく、凍えるような外気に晒されながら2時間ほど2人で夜の博多を徘徊し(博多というか、もう、職場の半径1km以内をぐるぐる)、

 

気づいたら夜の7時半過ぎになっていて、一通り喋り終わってある程度満足した先輩は「もう帰りましょうかね」と。

 

え?!いやいやいやいや

 

この機逃したら、もうこの先一生ない!と直感した私は思い切って、

 

あの…天神まで来ませんか?

 

と言ってみた。

 

すると「?? 天神に何かあるんですか?」と言われたので、私はなぜか「いや…何もないです」と返答(?)。先輩が完全に「???」となっていたので、私は慌てて、

 

ちょっと話したいことが。。◯◯さんならわかってくれる気がして。。

 

と口走り、先輩(=無茶苦茶優しい人)を無理くり天神に連行することに成功。

 

話したいことがあるのは本当で、それこそ100個は話題があるわけだが、

いざ本人を目の前にするとそれらが全て頭から消え、

「えっやばいどうしよう何話そう」状態。

天神に着いてもそれは変わらず、話がしたいと言って互いの帰宅時間を延長させたのは自分なのに、何の話もせずに逆に先輩に間を持たせてもらっている状態。

 

ようやく捻り出した言葉が「お腹空きましたね?!」だったが、先輩は「いや…あまり空いてない」と。

でも正直言って私はここまで読んでわかるとおりもう正気を保っていなかったので、

どこか食べましょう!どこがいいですか??と一方的に先輩に質問を続けると、

先輩は、どこでもいいです と。

 

腹が減っていない人間に「どこで食べたいですか?」という質問ができる私あたおか過ぎて凄いよねって言うしかない、もう。笑。

 

そして一蘭に連行。そう、この、一蘭っていうのがもう…数あるラーメン屋の中でも食べる専用の店なわけだが(食べたらすぐ出てかないといけない)。

どっかのカフェに入って話したら、2時間くらいで向こうが飽きて、「もう帰りましょうかね」がまた来てしまう気がして、半ば本能的に一蘭を選択し、一蘭の後でまたどこか別の場所に行くことで、一緒にいる時間をのばそうとしていたのかもしれない。。

向こうが飽きないような喋りをする努力をしろよという話だが。。

 

私が話をしないので先輩が喋っていたものの、話題も尽きて、ラーメンが出てきて、2人ともただ無言でラーメンをすすり、

終わってもしばらく無言で、ふと隣を見たら、先輩は文字通り頭を抱え込んでおり。。

 

店を出た後、「昨晩は寝ていない(=睡眠時間0時間)」と聞かされた。

 

まあこの時点で、先輩と私の関係は終了が確定したわけだが、

ここで話が終わったら黒歴史というよりグレー歴史。

これくらいなら私は日常レベルでやらかしている。

 

要は、その後だ。

 

痺れを切らした先輩(=帰りたいとは意地でも言わない無茶苦茶優しい人)は、なんか何の話もしてないですね、と。

ラーメン屋は間違えました。行きましょうどこか(泣)、と私(無論正気を失っている)。

茶店とかだったら開いてるんじゃないですか?と先輩が言ったので、血眼で開いている店を探した。

その時はもう9時近くで、あらゆる店が閉まっており、

本当にどこも開いてなく、

あっちの方に多分今の時間でも開いてる店がありました!でたらめな方向を指差し、

方向音痴同士だけど大丈夫ですかね?と心配されながら、

2時間ほど天神界隈(死ぬほど人混み)を徘徊。

もう私の頭の中は、真っ白。ダメだ、どこかに辿り着かないと先輩と私の関係は最悪の結末を迎えてしまう、と考えるとどこに行くべきかまともな判断ができず。

 

最終的に着いたのは新天町のマクドナルド。

 

すみませんこんなところしか開いていなくて。。と謝る私。眠いですよね本当に申し訳ありません。と言うと先輩はこちらを見ず、

 

「いやもうハイというか眠いを通り越しているので大丈夫です。」と怖いくらい力強い一言。

 

私、怖すぎて。頭真っ白から頭真っ黒になって。真っ白だったら真っ白のキャンバスというかまだこれから新しく何かを考える余地があるけど、もうそんな余裕は少しもないというか、一言で言うと終末というか。

 

先輩はカフェラテを私はオレンジジュースを頼み(謎に小学生)、

2階へ上がり空いてる席に隣同士なだれ込むように座り、

それからはもう記憶がろくにない。

先輩はもう魂抜けたみたいな感じで窓の外を眺め、私は俯いて心の中で「消えたい」の大合唱。

席についても先輩がしばらく何も言わなかったのは、私が話を始めるのを待っていたからだろう。。

 

でも、私は話を始められなかった。

先輩はまた、間を持たせるために話を始めてくれた。

 

記憶はあまりないんだけど、たしかひろゆきとかはるかぜちゃんの話をした。ひろゆきがメディアに出まくっていてムカつくとか、はるかぜちゃんが物申す系をやめて平穏な日々を取り戻しているのが嬉しいとか。

たくさん話をしたかったはずの人が隣にいて、何の話でもできる状況なのに、私は愚かだからもう「消えたい」としか思っていなくて、もうこの先過ごせないだろう貴重な時間を、ただただ湯水のように消費していった感じ。

先輩の顔を見ることもできず、窓の外を見るでもなく、ひたすら手元のストローの袋を粉々にちぎり続けるだけだったが、先輩は私の方をしっかり見てくれて、

むしろ横顔を眺められているのは私という状況に。

 

3回は時計を見てたから、死ぬほど帰りたかったんだろうなと思う。

 

12時近くになって、もう時間ですよねと先輩。先輩の電車の時間を調べ、駅まで送った。

なんかもう、電車賃出したいです…と力無く言うも、いやいや…、と力無く拒否された。

体調大丈夫ですか?とか、あまり話してなかったけど大丈夫ですか?とか色々心配されながら(神だよね)、

改札の前でさよならした。私はもはや、すみませんでした以外何も言ってなかった。

ただただ、すみません。

 

またいつか話しましょうと言ってくれたのは社交辞令に違いない。優しい嘘をつくのが得意でいらっしゃるから。

 

こういう感じで先輩と私の関係は綺麗に終結したというわけで。

終結してんだけど、この方、同じ係の先輩だから、

明日も顔を合わせなきゃならない。

最低でもあと3ヶ月はそういう日々が続く。

心の底に黒歴史を抱えたまま、私はどんな顔でこれからこの人と仕事をしていかなければならないのか。

もう目を合わせられる自信もない(元々合わせられないけど)。

先輩は大人だし人間関係を割り切る人だから何事もなかったかのように接してくれるだろうが、

社会に出て1年半の私には、ちょっとハードモードすぎる。

 

さようなら。先輩。。。

でも、私みたいなのとこれ以上絡まなくてよくなるなら、先輩にとってはこれでよかったかもですね。。

 

結局私は先輩と別れた後しばらく放心状態で、自分の終電を逃し、近くの某カラオケチェーンで一夜を過ごした。

 

歌は失恋ソングばかり、なぜかいつもより捗った。

リスクオブレイン2という魔物

私のゲームの下手さについては先日話したが、実はあれから毎日3Dゲームを「最低」1時間練習している。

しかし、少しも状況は改善していない。

リスクオブレイン2というゲームなのだが、ローグライクと言ってプレイヤーが死ぬとそこでゲームが終わりというタイプの恐ろしいゲームである。「残機」はない訳だ。

で、めちゃくちゃこのゲームをやった。「めちゃくちゃ」である。しかし未だ一度も自力でクリアできていない。現状、ルナコインと呼ばれる、最強アイテムを買うのに必要なコインを大量に持っている人に手伝ってもらってやっとクリアという感じだ。

最後のステージまでは難なく辿り着けるのだが、最後のステージが難しすぎる。このゲームではアイテムを回収するためにまた最初のステージに戻りもう一周全ステージまわってから最後のボスに挑戦することが可能なので、ほぼ毎回、そうせざるを得ない。

ただ今日は一周目で、アイテム運に非常に恵まれ、ゴミアイテムを1つくらいしか拾わず、30分で最後のステージである月にたどり着くことができた。これだけ良いアイテムが揃ってればいけるだろうと踏んだのである。

ただ、そこで問題が発生した。私の3Dゲームの下手くそさが、ここに来て改めて顕在化することになったのである。要は、最後のステージには細いチェーンの様な物が橋の役割を果たし、その上を通らなければならない箇所が複数あるのだが、私はそのチェーンの輪っかの穴から落ちたのである。

このゲームでは落ちるだけでは死なない。体力が減るだけだ。ただし何回も落ち続ければ死にそうなくらいに体力が減る。

私は、7回連続で落下した。それも全く同一の輪っかの穴からである。落ちて、復活して、元の場所に戻り、また落ちて、復活して… これを文字通り7回繰り返し、私の体力は「2」になった。そして後ろから雑魚に撃たれ、当然死亡した。

このゲーム、「私には3Dゲームの適性なし」というわかりきった現実を突きつけるだけでなく、軽く精神的に私を追い込むという効果までもたらす。ゲームといえば本来暇つぶしやストレス解消や鬱憤を晴らすためにやるためのもののはずなのに、暇もないのにこの頭のおかしいゲームに明け暮れ(おかしいのは自分であるが)、できもしないのにゲームクリアを期待し、挙句、プレイヤーが死に、得た全てを失う。

このローグライクというゲーム、最もムカつくタイプのゲームかもしれない。それは「マリオ」におけるムカつきの比ではない。ボスを倒せなくても途中までセーブしてくれてたからまたすぐ挑戦できるぞなんてそんな甘い世界ではないのだ。最後のボスを倒せなければ、そこに辿り着くまでに費やした1時間なり2時間なりがそっくりそのまま水の泡。ゲームは、慰めの言葉など当然かけてくれない(それよりもむしろ煽るようなテキストが流れ、「これ以上傷つけて何が楽しいんだ」と叫びたくなる)。

こんな生活を2週間程度続け、私の心は見事にズタボロである。一日の終わりに、気晴らしにゲームやるか!と言って、一生懸命、1~3時間ものめり込んで、ある程度の「クリアできるかも」という期待を持ってプレイして、結果クリアもできずに必ず「死ぬ」、しかも時間が完全に無駄になりなにも後に残らない、ということを毎日続けていたら、いつの間にか、自分や世界が全て嫌になっていた。

しかもアイテム研究のためwikiのコメントなどを見ていると、下手な人を煽るような文面ばかりでさらに気分が落ち込んだ。

当然、最も簡単なレベルであるDrizzleで私はプレイしており、その上で、何度頑張ってもクリアできないと嘆いている訳だから、「かわいそう笑」とあなたが思うとしたら、それは当然の反応である。まさに「哀れ」でしかなく、この事をゲーマー友達に告げても、「練習がんば」と至極テキトーなことしか言われない。そもそも普段、下手な私とプレイする事などほぼないし、仲良くしなくても自分のゲーム人生に影響は無いということだろう。

という訳で、ローグライクゲームは私には難しすぎて、日常生活に支障が出始めたので、別の、ローグライクでない3Dゲームをプレイすることに決めた。具体的に何をやるかは明日明後日にでも決めよう。嗚呼、

メルカリの「悪い」評価に気づいた日

私は長い間メルカリを利用しているのだが、取引評価の内容をいちいち確認したりなどしない。

ただ今日たまたま他人の評価を見ていて、自分って悪い(残念だった)評価あったかな?と思い数年ぶりに見てみると、あった。しかも2件も。(笑)

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まだメルカリに「普通評価」があったころ、私は度々、「必要以上の返信を求める人々」に普通評価をもらっていた。

私は無駄なコミュニケーションが嫌いで、先方の「発送しました」という連絡に「わかりました」という返信は送らない。商品が来たらすぐ機械的に受取評価をするだけだ(私は到着後24時間以内には必ず中を開けて取引評価をするようにしている)。

でも、それが嫌だという人達が一部にはいるのだ。実際この残念だった評価の1つ目の出品者は、「こういう人は即ブロックします」という事をわざわざ自分のプロフィール欄に書いているような人で、要はお察しと言う事だ。

メルカリを使う以上、そういう人に当たることは当然ありうるのであり、仕方ないっちゃ仕方ないだろう。

(彼女?に関しては取引中のメッセージのやりとりからは少しも、取引内容に不満があることが窺えず、ああなんだか厄介。と思った次第だ)

 

また、残念だった評価の2件目については、正直に言って投稿者の民度の低さが文面から明らかであるため、わざわざコメントをする価値もないと思っている。

 

強いて言えば、ある一定の人々にとって、「受け取り後24時間以内の評価では遅い」ということは確かだろう。彼らは3時間とか5時間というスピードでの評価を求めている。正直に言って地雷でしかない。私はまだ社会人ではないが、通常の社会生活を送っていれば、そんな事は困難だと分かるからだ。「在宅勤務者」「主婦」「引きこもり」以外にそれが可能な人々というのが思い当たらない。

 

まあ、メルカリの取引評価など、私の生活には一切影響しないので、結局はどうでも良いのであるが、知らないうちに残念だった評価がついていたので話の種にと思い記事を書いてみた。

 

(ちなちに私自身は滅多に「残念だった」評価をつけない。罵詈雑言を吐かれたとかならまだしも、受取評価が少し遅れたくらいで怒ることはあるだろうか。返信がなくても、運営に一言言えば解決する問題でもあるし。メルカリの売上なんぞをあてにして、メルカリに張り付き、購入者の評価が遅れているというだけでイライラしなきゃいけないような生活は、私は送りたくはないが…)

※肌感だが、「高速評価を求めてくる常識のない人」は、「美容関係を売っていて、商品の説明文がやたら長い人」と「ガジェット関係を売っていて、商品の説明文がやたら短い人」に大別される気がする。特に後者は、入ってくるはずの売上金をあてにして、メルカリ内で別の商品を予約購入していたりするから厄介だ。よい子はこんなことしちゃダメだぞ。

 

メルカリは会員制ではなく、誰でも出品や購入ができるので、本当に色んな人、変わった人がいるが、その辺りを理解して利用すれば結構良い節約ライフを楽しめる。

それに、普段生活していて中々お目にかかれないような珍しいものが売られていたりもしていて(アメリカ軍のパープルハートとか。でも多分偽物かなあ)、リサイクルショップに行かずともこの体験ができるとは良い時代になったと思う。

 

そういう訳で、受取評価という心底どうでもいい話なのだが、メルカリ自体は楽しいよということを伝えたかった。(笑)

メルカリで何か面白いものを買ったら、また記事を書こうと思う。

ゲームの練習

私はゲームが下手である。

マリオのような2Dゲームも下手だが、3Dゲームについては壊滅的であり、あまりにも下手すぎて、現在交際中の男に、「君とはゲームをしたくない」と言われてしまった程だ。

別に下手でもいいとしばらくは思っていたが、就活が終わり、心に余裕が生まれると、何だかこのニガテを潰さなければならない気がしてきた。

 

その恋人は、プレイしたくないとは言っていても、たまには遊んでくれる訳だが、その流れでリスクオブレイン2をやった。

やったのだが、やり甲斐は少しも生まれなかった。エイムが下手くそすぎて、ろくに撃てていないので、向かってくる敵全てを彼が始末しているように思え、プレイ途中で完全にやる気を喪失した。

もうマルチプレイは嫌だ、私はシングルプレイをしたいと彼に告げ、シングルでまた最初からやってみたのだが、いざやるとマルチプレイの3倍くらい時間がかかり、私の不満は頂点に達した。

私にゲームが出来ないなんて!!

 

そして矛先はまず使っているマウスとキーボードに向けられた。私は現在、このよく分からない顔の付いたふざけたマウスを使っている。

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ゲームはおろか、仕事や趣味で使うのにも不便で、滑りの悪い極小マウスである。私の手は小さく、それまでねずみ色の汚いドデカマウスを長い間使わされていたこともあり、「手が小さい人用」と謳っていたこの商品を見た時は、「これしかない」と思った。見た目もまあまあ可愛いと思った。ただ、今は、このサイズ、フォルム、顔のプリント、全てが憎たらしい。

 

キーボードは一応メカニカルで青軸である。中華キーボードなのだが、一度も壊れることなくここ3年間ほどやってこれている。だが、交際中の彼含め、周りの多くのゲーマーが使っているのは赤軸であり、確かに赤軸のあのスーッと沈む感触の方が「高級」だよね。と思い至った。

 

という訳で、私はそこまでゲーミング用品に詳しくないのだが、今使っているマウスとキーボードがゴミであるという事実は確定したので、アマゾン等で新しいものを今、取り寄せている。

届いたらまた、公開するとしよう。

また、届いたら直ちに3Dゲームの練習を開始するので、その報告も行いたいと思う。

就活の終わり

そういえば、最近就活が終了した。

年明け、2月頃から公務員試験の勉強を始めたので、そこから数えると、約7ヶ月間の戦いだったわけである。

家族の説得により第一志望としていた県庁に、無事合格でき、また昨日、国家一般職の最終合格を確認したので、これをもって私の就活の全ては終了したと言える。

 

国家一般職に合格していたことは、実は電話で知った。朝起きてネットを見ていたら、市内の番号から電話がかかり、一応出てみると、気象台ですと言われた。

電話調査か何かか?と思ったが、国家公務員試験の合格おめでとうございますと言われ、「??、ありがとうございます」となったが、明後日に採用面接を行う予定なんですがみたいなことを言われ、ああ国家一般職のやつか〜、となった。国家一般職は一応、別の所から内々定を貰っていたので、すみません忙しいっすねと言って断った。(これがいわゆるスカウトらしい。今日は労働局からも電話が来ていた)

 

スカウトが来るほど自分の成績はいいのか?と思って、届いていた合格通知のはがきを確認すると、席次は600数十人中77番で、思ったより微妙だった。多分席次はあまり関係ないのだろう。

 

今思うと、時は結構早く過ぎていった。去年の8月はアメリカで、「県庁の試験まで1年切ったし何かしら勉強始めないとやばいかなぁ〜」とか言ってたが、試験実施要項をプリントアウトした直後にやる気を無くし、結局年明けの2月まで始めなかった(その2ヶ月後の国家総合職の一次をなぜ通過できたかは私にもわからないが、倍率低かったし、受けた年がたまたま良かっただけだと思う)。

そこからは早かった。とにかく勉強勉強で、説明会にはそんなに参加しなかった(国総でいくつか行っただけで、それ以外はゼロ)。次の試験まであと何日あるか常に意識しながら勉強していた。でも最初に国総を受けていたのは良かった。場馴れだったり、他人を見ることによるモチベーションアップというのは本当に大事だ。

 

近日中に、県庁の採用面談を控えている。多分勤務地や勤務開始時期の確認だけで終わるだろう。親に勧められた時は「県庁なんて」と思っていたが、いざ働くとなると意外にもワクワクするものだね。懲役40年と言うけれど、ようやくこれで私も晴れて社会人、胸を張って堂々と自立した一人の大人として生きていくことができるのだと思うとむしろ気は楽だ。大学時代は、仲の良い友人に高卒の人が多かったこともあり、単なるスネかじりであることを日々思い知らされながら暮らしていたので。

 

ただ、就活は終わったが、副業は終わらず。私はバイトの代わりに、グラフィックデザインと翻訳のギグワークをしているのだが、公務員になると続けられなくなる。でも多少は家計の足しになるので、家族に託そうと考えている。恐らく4月からの勤務だから、それまでにそのための準備を終わらせなければならない。サイト構築やポートフォリオの作成など、就活終了後も大忙しだ。

 

という訳で、戦いは続く。。(?)

走ることの再開

最近、また走りたいと思うようになった。

 

昔走っていて、トラック競技を辞めた後もジョギングを続けて留学中も走っていたのだが、コロナでジムが全て閉まり、走ることが不可能になった。

 

留学していたアリゾナは暑さの点でも治安の点でも1人で外を走るのは危ないため、大学のジムと住んでいたアパートのジムが閉まると、どうしても走ることを続けられなくなってしまったのだ。

 

でも最近オリンピックを見ていて、細かな感情の説明は抜きにして、とにかく、スポーツをまたやりたくてたまらなくなった。

 

そして、私がやるスポーツは陸上と決まっている。球技のセンスは持ち合わせておらず、泳ぐことも苦手だ。9歳の頃からやってきた陸上しか、私には無い。

 

両親が市民ランナーで、幼い頃から常に陸上がそばにあった。でも、だからこそ、走る時は常に記録を出すことを求められた。そんな中で、走ることの楽しさなどどこかへ行ってしまっていた。

 

高校、大学では陸上部に入らず、自分で走りたい時に走る(ランニング)をするようにした。それでもやはり、私にかけられた呪いは解けない。ゆっくり走れない。走ることそれ自体に集中することができない。どうしても、昨日より速く走らなきゃとばかり思ってしまう。それでは何にもならないのだと、コロナで走ることをやめてから考えた。

 

就活やバイトもあって、走ることからおよそ1年程度離れていた。でもまた走りたくなった。ストレッチも筋トレも、しばらくやっていない。体を動かす機会は週に1度、近くの山まで犬を散歩させる時くらい。でも、昨日は外に出ずにはいられず、気づいた時には、散歩の時用のウォーキングシューズを履いて、体操もろくにしないで外へ出て走り始めていた。

 

だが、思った以上に体が動かない。これまでも、多忙ゆえに、数ヶ月のブランクを経てまたランニングを再開するということはあった。それでもコレよりはマシだった。言わば私の全てが、鎖で縛られ、鍵をかけられているようだった。頭までもが縛られているので、昔自分がどうやって走っていたか、ブランク明けではどうしていたか、その記憶を参照しようと思っても、それがかなわない。そしてその鍵を開けるための鍵がどこにあるかも、見当がつかない。それくらい、私の中から陸上が消えてなくなってしまっていた。

 

しかし、それはいわば当然だ。陸上長距離の世界では、1日でも走ることをやめてしまってはならない。「楽しく」走るためにも、それは絶対条件なのだ。私が何日休んだか、考えるだけでも恐ろしい。ただ、走ると決めた以上、その現実と向き合い、かつての感覚を一つずつ取り戻していくしかないのだ。

 

今年中に、できれば10kmのレースを走りたい。やる気を保つためにも、やはり人と走ることは大切かと思う。留学中もモチベーション維持のため、2回、10kmを走った。帰国後はハーフを走りたい、そしていつかは両親のようにフルマラソンをなどと語っていたものの、また振り出しに戻る形になった。

 

このコロナ禍で、そのようなレース自体も開催されるかどうかわからない。ただ、東京五輪オリンピアン達もそのような不安の中で練習をこれまで続けてきたのだ。背負っているものはだいぶ違えど、私は私として、また陸上の世界で、今度は自由に、自分の走りたいように走って輝きたいという気持ちを忘れずに日々、励まなければならない。誰からもプレッシャーを受けることなく、自分で考え、自分のやり方で成功を掴みとるときこそ、私なりに走ることを「楽しい」と思えるときだろうと思っている。

就活

2年遅れで就活をしている。

就活と言っても公務員しか受けていない。

親いわく民間は大変なことが多いということで、私自身も大学在学時から公務員しか考えていなかった。

でも私は公務員になりたくなくて、4年次にアメリカに留学をした。

戻ってきてもしばらく、なりたくないという気持ちが続いて、自分のペースで金を稼ぐなどしていた。

でも結局は様々な重圧に耐えきれず、公務員を受けることにした。

どうせ受けるなら一番難しいやつに受からないとダメだろうと考えまず国家総合職を受けた。

大学の専攻とは違う、政治国際区分だったが、最終合格して、外務省と防衛省を志望した。

でも親に霞ヶ関行きを反対され、自分自身も鬱から完全復活できていないことから完全な自立に自信がなく、県庁に志望を変更。

理由は、実家から通える可能性が高いから。

市役所は閉鎖的な人間関係の中でやっていけないだろうと反対された。

今は県庁の最終合格発表待ちだ。

ところで私はNNTではない。

国家一般職の某庁の某出先機関内々定が出ている。

ただコッパンも県庁もどっちも同じようなものだと思っている。

仕事のやりがいという意味では。

でもそれならば、稼げる金額が高い方がいい。

コッパンだと残業代も(省庁によるが)よく出ないのに全国転勤だから金が貯まらないんじゃないかと思う。

県庁は転勤あっても基本県内だし、実家から通えば金は貯まりそうだ。

というわけで第一志望は県庁である。

前述の通り元々は国総を志望したが、私に信念があるかというと、無いし、激務は避けられないから、遠距離恋愛中の恋人にフラれる確率が高くなるという、この2点を考えて、私はキャリアに向いていないと判断した。

偉くなって権力の座にしがみつくより、海外とか行って、自分の好きなように歩いてみたい。

という願望もある。

県庁勤務で金を貯め、早期退職して、後は好きなように暮らしたいというわけだ。

これまでは進路に関して親に間接的に操られている気がしないでもなかったが、今はこのように、県庁も悪くないと思っている。

いや、そういう風に自分を変えようとした結果なのかも。

まあどっちでもいいけど。

最終合格発表は来月の上旬。

良い結果が出ることを祈る。