浮世概略

この世はとかく住みにくい〜っ

就活の終わり

そういえば、最近就活が終了した。

年明け、2月頃から公務員試験の勉強を始めたので、そこから数えると、約7ヶ月間の戦いだったわけである。

家族の説得により第一志望としていた県庁に、無事合格でき、また昨日、国家一般職の最終合格を確認したので、これをもって私の就活の全ては終了したと言える。

 

国家一般職に合格していたことは、実は電話で知った。朝起きてネットを見ていたら、市内の番号から電話がかかり、一応出てみると、気象台ですと言われた。

電話調査か何かか?と思ったが、国家公務員試験の合格おめでとうございますと言われ、「??、ありがとうございます」となったが、明後日に採用面接を行う予定なんですがみたいなことを言われ、ああ国家一般職のやつか〜、となった。国家一般職は一応、別の所から内々定を貰っていたので、すみません忙しいっすねと言って断った。(これがいわゆるスカウトらしい。今日は労働局からも電話が来ていた)

 

スカウトが来るほど自分の成績はいいのか?と思って、届いていた合格通知のはがきを確認すると、席次は600数十人中77番で、思ったより微妙だった。多分席次はあまり関係ないのだろう。

 

今思うと、時は結構早く過ぎていった。去年の8月はアメリカで、「県庁の試験まで1年切ったし何かしら勉強始めないとやばいかなぁ〜」とか言ってたが、試験実施要項をプリントアウトした直後にやる気を無くし、結局年明けの2月まで始めなかった(その2ヶ月後の国家総合職の一次をなぜ通過できたかは私にもわからないが、倍率低かったし、受けた年がたまたま良かっただけだと思う)。

そこからは早かった。とにかく勉強勉強で、説明会にはそんなに参加しなかった(国総でいくつか行っただけで、それ以外はゼロ)。次の試験まであと何日あるか常に意識しながら勉強していた。でも最初に国総を受けていたのは良かった。場馴れだったり、他人を見ることによるモチベーションアップというのは本当に大事だ。

 

近日中に、県庁の採用面談を控えている。多分勤務地や勤務開始時期の確認だけで終わるだろう。親に勧められた時は「県庁なんて」と思っていたが、いざ働くとなると意外にもワクワクするものだね。懲役40年と言うけれど、ようやくこれで私も晴れて社会人、胸を張って堂々と自立した一人の大人として生きていくことができるのだと思うとむしろ気は楽だ。大学時代は、仲の良い友人に高卒の人が多かったこともあり、単なるスネかじりであることを日々思い知らされながら暮らしていたので。

 

ただ、就活は終わったが、副業は終わらず。私はバイトの代わりに、グラフィックデザインと翻訳のギグワークをしているのだが、公務員になると続けられなくなる。でも多少は家計の足しになるので、家族に託そうと考えている。恐らく4月からの勤務だから、それまでにそのための準備を終わらせなければならない。サイト構築やポートフォリオの作成など、就活終了後も大忙しだ。

 

という訳で、戦いは続く。。(?)